Qtをはじめてみよう

Qtをはじめてみよう

2022年3月実施


ユーザーインターフェイスグループのメンバーを対象にC++/Qtフレームワーク研修を6日間にわたって実施しました。


Qt(キュート)はクロスプラットフォームアプリケーションフレームワークで、デスクトップや組み込み製品、モバイルOS向けに多くの製品に選ばれています。
Qtは、多種多様なOSおよびハードウェアと互換性があり、必要に応じてどこにでもコードを展開することが可能であるため、このたびアルメックスのUI技術として選定されました。


アルメックスではWEBサービスだけでなく、KIOSKなどのハードウェアもあり、またOSもWindowsやLinuxと複数のタイプの製品を取り扱っているため、Qtはとても魅力的な技術でした。


しかしながら全く触れたことがないメンバーが多く、今回の研修では、Qtを一通り学んでもらうことを目的に実施しました。アルメックスでは標準的に、GUI部をQMLで記述しC++側から制御するかたちをとっていますので、QML研修とC++研修にわけて行いました。

QML研修

QMLに標準で用意されているオブジェクトについて学び、QMLの実装だけでほとんどのUIが実現できるようになりました。また、QML内のデータのやり取りにはJavascriptを記述することになりますが、ドキュメントの多いJavascriptをそのまま利用できるため、比較的スムーズに学習が進んだようでした。QMLに標準で用意されていないパーツはC++で作成することが可能なのですが、ほとんどのケースはQMLで実現可能なようでした。

C++研修

はじめに、クラスと継承、ポインターなどC++の基礎を学びました。
実際にQt Creatorに沿ってプロジェクトを作成し、簡単なプログラムをビルド、実行しました。これまでC言語を扱ったことがないメンバ―も参加していましたので、だいぶ理解に苦労したようでした。最後には、JSONファイルの読み書き、非同期通信、翻訳フィルの言語切り替えなど製品開発に必要な機能をまとめて学びました。

研修ではQtの基礎をターゲットにしていましたので、短い期間でしたがそれは達成できたと思います。参加メンバーには、今後、より実践的な学習を進めながらプロジェクトへ参加してもらうことを期待しています。Qtエンジニアは社内に多くないにもかかわらず、開発案件は増えてくることが予測されていますので、Dojoは引き続き学習サポートを行っていきます。加えてQt開発に興味のある方のジョインをお待ちしてます。


(Dojo育成担当)