ソフトウェアテスティング研修

ソフトウェアテスティング研修

2023年10月実施
入社5年未満の社員を対象にソフトウェアテスティング入門研修を行いました。 テストに関する研修は初めてでしたので、約25名を対象として実施しました。 当日の様子を参加した社員のレポートでご紹介します。 (Dojo育成担当)

こんにちは!今年中途入社したFです。

今回は10月19〜20日に社員25人ほどでソフトウェアテスティング入門研修を受講しました。目的としてはプロジェクトの活動においてテストはなぜ行う必要性があるのか、などを学ぶためです。私自身、QA(品質保証)エンジニアリンググループに所属しており、またアルメックスにエンジニア未経験からの入社であるため、基礎からテストについて学ぶ機会が得られるという事でとてもワクワクして研修を迎えました。それでは研修で行われた内容を少しご紹介します。

1日目

研修は2日間にわたって行われました。1日目はそもそもテストってなに?といったところから、ソフトウェア開発プロセスにおけるテストの役割や、様々なテストレベル・テストの種類・テスト技法を学びました。人間はそもそも過ちを犯しやすい生き物なので、人間が作ったシステムに不具合がないかどうか確かめるのは必要不可欠な作業であり、これが上手く行われていないと無駄なコストがかさんでしまったり、品質が良くないものを納品することになりお客様の信頼にも大きく影響してきてしまいます。また、テスト技法ではブラックボックステストだけでも同値分割法、境界値分析、デシジョンテーブルテスト、、、と多くの種類があり、それを一日で全て頭に入れ使い分けるのは大変でしたが、用意された演習問題を解きつつ、徐々に理解していくことができました。

2日目

2日目は、4人ごとにグループを作って、1日目の内容を基に実際にテストケースを組んだり不具合報告書を作成したりしました。サンプルのテスト仕様書から、どのようなテスト技法を使ってテストするのが最も効率の良い方法になるか、をグループで話し合ってまとまった意見を後に発表するのですが、私は仕様書からテストに必要な情報を抜き出すことにまだ慣れておらず、グループ内で意見をまとめるのが想像以上に難しかったです。幸い、同じグループにテスト経験のある先輩社員がおり、スムーズな進行のおかげで意見をなんとか形にし、無事発表することができました。

研修の2日間は、職場近くにある浅草公会堂の集会室を貸し切って行われたので、お昼はお弁当を注文してみんなで食べました。同じグループになった人と会話しながら美味しいお弁当を食べて、楽しいお昼休憩となりました。私のグループには10月16日に入社したばかりの台湾出身の方がいたので、台湾での生活や、どうやって日本語を覚えたのかなど、いろんな話を聞くことができ、とても興味津々でした!

今回この研修を受けたことによって、普段あまり話す機会のない別グループの人たちと一緒にテストに関する知識を深められたので、別グループの人たちがテストに対してどのようなイメージを持って働いていたのかを知ることができたと思います。今後はQAエンジニアだけでなく、開発メンバー全員がテストの視点を意識しながら開発を進められ、よりお客様に満足いただけるような高品質のアルメックス製品をお届けできるようになるのではないでしょうか。協力して製品開発に取り組んでいきたいと思います。